デフ(ファイナル・ギアボックス)の交換

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現在のリア周りでファイナルギアは1100Sportの物を使用しています。左右に揺れて不快な音を出すので、それに対応してアームを付け加えたのですが、最近又、音が出だしました。いっその事、フローティングをやめ固定してしまおうか検討中! ブルーの矢印部(アクスルの穴)の精度がイマイチで横に振れてしまいます。フローティングになっている為、ある程度のガタ(カラーとベアリングでフリーになっている)がありますが、それでも揺れすぎ!ワイドホイールにしてある為、ケースが右側寄りになりペラシャも通常より右に振っている為もあります。
今回、手に入れた”V11ル・マン」のファイナルです。
問題?もありで・・・。レシオが凄い!!
1100Sport    8X33  4.125
V11        11X32  2.909

うーん考えてしまいます。
上記を簡単に説明すると・・・V11はシャフト1回転でタイヤが1/3回り、Sportは1/4と言うことです。ギア比が相当高くなり、今までと比較すると極端な話・・・ローがセコンド発進、5速は殆ど使わない・・・高速でかなー。
タイヤ外周を考えるとこれでもよさげですが・・M/T(カプチーノ)のギアレシオも調べてみなくては答えは出ません。うー面倒!
程度は高年式の事もあり、なかなかですね。
裏側ですが、きれいな物です。OIL洩れもありません。現在使用のSportの物は酷使に耐えて頑張っていますが、最近OIL漏れが・・・。精度的にカチッとした感じで、流石新設計!?・・・中身は同じ様な物・・。
Guzzi1100Sport カプチーノ V11ル・マン
1速 1.8125
2速 1.2500
3速 1.000
4速 0.8333
5速 0.7308

ファイナル4.125
1速 3.478
2速 2.021
3速 1.352
4速 1.000
5速 0.790

ファイナル5.125
1速 2.400(2.000?)
2速 1.777 
3速 1.363
4速 1.111
5速 0.965
6速 0,851

ファイナル2.909
160/60−18 165/65−14 180/55−17
流石BIKEのギア比はもの凄くハイギアード&クロス、おまけにファイナルも速い!伸びのある加速する訳です・・・軽さがあるからなんですが、これでBIKEはタイヤ外周も大きい・・・V11のファイナル(2.909!!)でも大丈夫?見たいですね。現在(JZR)の状況はタイヤが165/65−15で1速は直ぐに吹けきり、伸びは余りありません。5速はギヤ比(0.790)から見ても完璧にオーバードライブ、高速のみになりそう。
ベストは現在のM/T(カプチーノ)にクロスを入れることが・・。
交換か否か、暫くは現状で乗りながら考えるとしますか・・!
ジムニーM/T
JA22 SJ40 (4速) JA71
1速 3.478
2速 2.021
3速 1.352
4速 1.000
5速 0.790
1速 3.163
2速 1.945
3速 1.421
4速 1.000
5速 0
1速 4.063
2速 2.361
3速 1.469
4速 1.000
5速 0.877
カプチーノとジムニーのM/Tは、ケースから中身まで殆ど同じ!!
各年代/ジムニーの使えそうなギア比を抜粋してみました。JA22はカプチーノと全く同じレシオ、JA71(4サイクル/1000cc)用5速は比較的低めで使えそう!SJ40(63年頃の550ターボ)は何故か(ターボで高トルク&タイヤサイズの関係か?)1&2速がとてもハイギアード。この3種のギアを組み合わせると結構なクロスM/Tになりますね。新品で揃えると大変なので、中古を探す訳ですが・・・揃うかなー??

先ず、1&2速はSJ40用、3&4速は今のまま、5速はJA71を使います。
純正組み合わせ/クロス
1速 3.163
2速 1.945
3速 1.352
4速 1.000
5速 0.877
ファイナル 2.909
これが理想の形(レシオ)かなー?

今回、手に入れたV11用プロペラ・シャフトです。
10y3月2日
3月に入り暖かくなってきました。
そろそろ本格的?にファイナル交換作業に入ろうとパーツの採寸です。

現在はSPORTのリア回りを使っているのですが、V11とはスイングアームの長さが結構(50mm前後)違います。V11は走行性能向上を目指しスイングアーム延長を実施、それに伴い6速ミッションを採用しました。その際にセカンダリーを入れて、ミッションケース全長を抑えたんですね・・・そうしなければBIKEの全長が更に長くなってしまう為。ファイナルケース全長も短くなっていますね。
辻褄を合わせる為プロペラ・シャフトの長さで調整しています。物自体も確り感が出て、稼動部分(光った所=フローティングデフに対処して全長が変化する))にもOILシールが入り対策されています。SPORTのこの部分はフロント寄りにあり、外部(シャフトの回り)のスプリングでペラシャを緊張させています。V11はシールの密閉性を利用して、エアーにて反発させています。このペラシャの前側=向かって右側をカットして45mm程詰めるようです。
SPORTファイナルで苦労した左右へのガタツキ、これも改良されていて、後付のサポート関係は必要なさそうです。シャフト奥に見えるシールベアリング(ボール)がWに入っていてガタツキは一切有りません。SPORUのフローティングは何だったんでしょー??初めからこの方法でやれば、走りもスムーズなのになー?まーV11は、この辺りも流石新型と言うことですね。 この部分もカチッとしてます。これなら首を振ってガチャガチャいわないでしょ!

取り合えず速いギヤ比はタイヤサイズで何とか・・の方向に。

現在、Rは165/65−15ですから175/60−15、若しくは185/55−15辺りにすればそんなにハイギヤードを感じさせないのでは・・。

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