RZVシール交換

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白煙に混ざり、汚いOILも出始めた(右上側マフラー=右後ろ側気筒)RZVのクランクOILシール交換(ついでなので右側2個)作業に入りました。M/TOILが混ざり出すとエンジンに悪影響(何れ壊れます)が出るため早々にバラシです。2サイクルは圧縮が2段階でクランクケース内(一次圧縮)で圧縮した混合気をクランクケース側面を伝いシリンダー内に送り込みます。その際にOILシールが駄目になってくるとミッションギア油も混ざり込んでしまうわけですね。
こちら側は面倒です。クーランとを抜き、カバーをはぐりますが、なかなか剥がれません。ミッションOILは数日前に抜いてありますが、まだまだ垂れてきますね。 左側は問題なく(ミッションギアとは触れていない)ついでの作業です。バラシついでに重いローターの軽量化をしてくれとのこと・・・空ぶかしだけなんですけど・・変わるの!
赤↓のギアの下側にあるOILシールを交換する訳です。V4ですが2サイクルの為クランクが2本あります。(圧縮の関係)結構お金のかかったエンジンです・・・二度と出ないでしょうね。 これが結構重いのでレスポンスは良くなるでしょうね・・・繋げば同じ?
クラッチをバラシ、クランクシャフト部を出し、シールを取り外します。 これが駄目になったシールです。ここはRZVの持病で、殆どのBIKEがが交換しているようです。
このOILシール部から吸っていたようです・・・なるほど混合油とは違った濡れ方してます。 こちらは乾いてる印象です。ガソリンに混ぜた混合油で潤滑しているのですが、”べたべた”は感じられません。

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