沙弥音 満月奉納ライブ With 藤條虫丸

奈良・新薬師寺。
春日大社の原生林、鹿が草を食む飛火野の南側、
閑静な高畑の住宅街の上に建つ古刹。
今にも動き出さんばかりの、躍動感溢れる造形で知られる
国宝十二神将を擁する天平時代そのままのお寺。
このまさに由緒ただしいまるまる全部が国宝のお寺で
毎月満月の夜行われる沙弥音(しゃみおん)の奉納ライブ。
境内いっぱいに爛漫と八重桜咲誇る4月17日。
艶やかな春の宵のライブに虫丸も参加してきた。
この満月ライブには過去に2回参加しているが
全くのソロ参加は今回が初めてとのこと。
エキサイティングなギターを聴かせてくれる
「松本じろ」とのVSに期待が高まる。


西日に色づく八重桜。あまり知られていないが新薬師寺は
四季折々の花が楽しめる花の寺でもある。
特に秀逸なのは秋の萩だが、この日はまだ新芽が吹き始めたばかり。
ごく簡単な打ち合わせ&音あわせ。
この時期、国際的に深刻なニュースだった米のイラク攻撃も終わり、
空気も陽射しも、やわらかな春のうららかさに満たされている為なのか、
虫丸、打ち合わせから上機嫌。
境内の花を愛でて廻り、沙弥音メンバーと和やかに時間を過ごす。

PM7:00。境内は夜の風景に変わり、観客も集まる。
篝火が焚かれ、ライトアップされた花と本堂。
本尊・薬師如来の前には白布がたらされ、灯明が灯されている。

右写真が沙弥音。左端、パーカッション・土居秀行、真ん中ボーカル&ギター・松本じろ、右端尺八・松本たろう。
じろ君とたろう君は兄弟で本名です。たろう君がお兄さん。


虫丸登場。
今日はインドで仕入れてきた衣装で。
じろ君はしきりに「脱がないのですか」と聞いていたが
今日は脱がないとのお応え。
フラッシュを焚かないと実際はこんな感じ。
篝火がいい感じです。
新薬師寺は天平時代の特徴でもある
流麗でのびやかな造形が非常に美しいお寺で、
空間自体がぽっかり抜けるような開放感があります。
本当は真正面から建物を視野に入れて
見るのがオススメ。
これは何物?
時間にすると20分程度。
会場の観客は老男若女色々。
未知との遭遇みたいな顔で見ている人もいました。
これを見て、後日ライブの問い合せをしてきた
年配のご婦人もいました。
「衝撃を受けたけれど、興味を持った」そうです、ハイ。
おまけ。
出番が終わって花の下でくつろぐ図。

この満月ライブには、2003/9月にも出演します。
詳細は「風の在り処」または沙弥音のページで。