EX連結管の製作 10y7月15日

トライキング等には最初から付いている、左右EXの連結パイプ、これの製作に入ろうと思います。BIKEのMoto Guzziやハーレー等のビッグツインでは当たり前の連結管、音量がマイルドになるし、性能的にもUP!何故かJZRには付いていません。パワー的にも損をしている筈ですし、EXノートももっと良い音になる筈、繋げるしかありません。(笑)

以前、ブログにも書いたのですが・・・

パーツとしての役目は、2気筒間の排気通路をバイパスさせ、排気干渉をさせるものです。4サイクル燃焼を終えた排気は、排気弁が開き始めると同時にEXパイプ→マフラーを通り凄まじいスピードで排出されます。

その際、開き始めたINバルブよりの混合気も引っ張り吸気を助けますが、それが加速され引っ張り過ぎると混合気も排気されてしまい性能低下(低回転域)に繋がります。それを避ける為に両気筒を繋げ排気干渉させる訳です。

排気脈動を利用した高回転化 → どうしても痩せてくる低〜中回転域のトルクの増強及び、低〜中回転域の音質調整=SR等単気筒によくあるパタパタ音。

繋げるしかないでしょ!!(笑)

一応、黄色の↑の先、赤い横棒辺りにつけようと思っています。車両持込も先方(このマフラーを製作した)が大変なので、ジグを作り、SETしてマフラー屋さんに送る事にしています。これからジグ製作に・・・。
簡単ではありますが、”ジグ”が完成!EXパイプを外してこれにSETして、発送すればOK・・・の筈。これじゃ分かり難いので、エキパイをつけた写真を後日UPします。(笑)。
7月25日 本日も酷暑!
少し心もとないので、ステーを追加です。4点支持だと芯がハッキリしない・・・エキマニをばらし、組む時にズレが出る恐れがある為、支持点を増やしました。上、写真のように現物に合わせながら材料を切り出し、溶接していくわけです。ある程度出来上がってきたら車から外し、補強の為にバーを追加して完成です。
8月6日
出来上がって来ました!!42.7φのEXパイプ(チタン)に対して、若干細めの38φ、いい感じです。流石、レース屋さんですね・・細かな所の作りが納得の物で、私好みではあります。(笑)
お任せで頼んだのですが、前から見るとジョイント部のスプリングが見えないように後ろ側に付けてあったりで、言う事なしですね。ジョイントも固定のバンド締めではなく、”解っている人”が作るスプリングタイプです。・・・割れが起き難いんですよね。早速、車に装着して音、走りを確かめてみなければ・・・。(笑)
帰宅後、早速装着しました。ジグの精度が良かった?のか、何の問題も無くバッチリ取り付け完了!結構、雰囲気が変わる物です。
そそくさとエンジン始動!思っていた通りの角が取れたと言うか、若干”まろやか”になった排気音。音も大分静かになりました。走行テスト(笑)は、近所を”ブラリ”です。暖気もそこそこ、ガレージから発進!「オー凄いトルク!」ガレージが低いので、少し乱暴に繋いだら強烈なホイール・スピンです。・・今までに無い挙動。低速の粘りも強烈ですし中速からの加速も今までに無い胸のすく加速感です。この時点では高速は試せませんでしたが、中低速の変わりようが強烈、上は余り・・ではの雰囲気です。細かなレポートは次の「夜走り」で・・。

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