M/T積み替え(交換)B

 

12/12
またまたエンジンを積みました。ペラシャ&シフト関係の位置決めと小物パーツの製作です。
ペラシャのマウント完成。そして、シフトの位置決めです。ステアリングから手を下ろした時、自然にシフトが手の中に・・。w
シフトリンケージの延長(180mm)です。当初、繋ごうかとも思いましたが、逆に面倒なので、ノーマルを切削砥石でカットしてクロモリパイプ(15,9φ)にて作り変えです。 結構時間を食いましたが、完成です。さすがクロモリで軽くて”カシッ”としたかんじが伝わってきます。上のピストンロッド部(硬質メッキ)のみは流石にノーマルを使います。
ペイント完成、純正品?バッチリです。 早々取り付けて具合をみましょう。
シフトの動画クリック
ウーン良いですね!シフトも「カチッ、カチッ」と小気味良く決まります・・今のところ。
@ペラシャの改造も結構大変です。
先ず、カプチーノペラシャ/ユニバーサル部を分解、カット。BMW用ペラシャユニ・・部をカットし旋盤加工、カプチーノユニ・・部を旋盤加工してBMWペラシャに合わせる・・・そしてやっと溶接して合体・・・芯出しが大変・・・インローに旋盤加工してありますが、溶接すると必ず狂います。プレスで押しながらの溶接です。
溶接が済みやっと元のカプチーノペラシャ前半部と連結です。これが又緊張します。

スパイダーに4個のニードルベアリングが取り付きますが、簡単には入りません。プレスで押す訳ですが、押し過ぎると壊れるしで・・・アルミ丸棒にてジグを製作します。押す分(3.6mm押すと止まるようになっている)が突き出したジグで4箇所を元の鞘に収める訳です。

動きが硬いと何れ壊れ(細いニードル)ますから、慎重に作業します。抜き方、組み方に慣れが必要な作業ですね。

そして、車にSETして最後の長さを決める手順に進むわけです。BMWの細い方に今まで使用していたGuuziのスプライン付シャフトを繋ぐわけですが・・・これが又面倒。当然シャフト径が合う訳も無く、芯も出さなくてはでほんとに大変。
12/13
ペラシャも完成しました。組み込み時スパイダーのベアリング(十字のパーツ)を傷つけ失敗、焦りましたが予備のパーツを使い事なきを得ました。右側の2段階のペラシャは「BMW1100RT」の物で、ネットにてゲット。流石BMで太い方にゴムが充填されていて、細い方が包み込まれています(フローティング)。これで衝撃を緩和する訳で、Guzzi(1100Sport)のリア周りには必要で最適な物です。固定デフ(ノーマルのJZRやTK)の駆動系にはデフと車輪の中間に「クュッシュ・ドライブ」と言うゴムの緩衝材(通常のオートバイには殆どついてます)が備わってますが、私の車(フローティングデフ)には省かれています・・・ミッション内にその機構が備わってます。ミッションを変更した為、必然的に必要になりこれを選んだような訳ですね。
容量的に・・大丈夫だと思うのですが・・BMのRTサイドカー、400〜500Kgはあるでしょ?w
ABMシャフト径より”以前のシャフト”内径差=0.6mm=芯が出ません・・ガタガタ。そこでBMシャフトに1mm程太い丸棒(ジグみたいな物)を削り出しTig溶接して”以前のシャフト”内径に合うように旋盤にかけ、長さを決め、差込溶接する訳ですね。
”以前のシャフト”は「引き抜き」で内径もバリは無く精度は出てます。

最終的に旋盤にかけ、ダイアルゲージで曲がりをチェック=やはり結構ぶれてました。後はハンマーの出番ですね。ほぼ芯は出ました。

これで一日終わりです。(笑)・・・疲れた。。。
12/14
だんだん形になってきた、トンネル&コンソール。サイドブレーキも使い易い位置に変更です。レバー比も見直し、2ノッチ位で効くようにしました。サイドブレーキ横が浅い小物置き場、後ろが肘掛付(蓋ですな)のコンソールBOXとなります。
シフトレバーブーツも長期在庫物を前の店から頂いてきました。ZENDER製((ゴルフV用)の物・・・これにするとクラシカル路線から外れるなー?まー良いか。ww
12/19
本日はフレームのペイント(ウレタン)です。下地(プラサフ)を塗りガンで吹こうかと思いましたが、ファクトリー内が大変な事になるのではけ塗りで誤魔化しました。ガンだと下側や見えにくい所は回せないので”はけ”が正解でしょう。マスクをしたのですが、結構クラクラしてます。(笑)
隠れてしまうので、調色もこんなもんです。(笑)

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