完成に向けて・・試走・・

 

12/10

配線、燃料パイプ接続、エンジンOIL(シルコリン10W50)注入、M/TOil(シルコリン75W90)注入し、エンジン始動の準備です。

マスターバックの負圧取り出しは、インマニを加工し1/8のタケノコを装着して配管を済ませてあります。

エンジン始動時、ブレーキを踏んでみましたが、良い感じでこれも問題は無さそうです。
EXマニもマフラーも付けずに、バッテリーを繋ぎ・・さてセルを回す・・ん!!回らない!?カチッカチッと音はすれど・・ビクともしません。おかしーなー!でバッテリーをもう一つ・・・回りましたが何故か重い。プラグを外し、再度回すも・・イマイチですね。OILをエンジンに回す為、セルを回し続けると・・「ブッシュー」と嫌な音!フィルターが破裂してます!手元にあった適当なフィルターをSETしたのがアダ(サイズ違い)で、ふん詰まって破裂(凄い油圧)しました。(汗)フィルター交換し事なきを得てプラグ装着・・セルを回せば”やっと回り”の状態でかかる事はかかりました。

電気関係OK,油圧OK,フェールレギュレーターからガソリン漏れ発生?(これは後で点検)、その他問題は無く、軽く前後に動かす・・・これもバッチリOK。(笑)

ブレーキ配管が未だなので乗り出すことは適わずで、リアをジャッキUPし各ギアに入れて回してみました。ペラシャの振れなども無く、概ねOKで安心しました。

今の所、問題はセルの回りが重い事、ガソリン漏れ位ですが・・・セルが気になるなー。バッテリーだけの問題であれば良いのですが・・・。
一晩じっくり考えて、結局エンジンを降ろしました。
面倒でもやっておかないと後々もっと面倒な事になるのが明白・・・しかし、面倒臭いなー。

今まで使っていたセルがいきなり不調、本体をから回しさせるも全く異常なし。でかいバッテリーを並列にすればかろうじてエンジンはかかります・・・?

フライホイール&クラッチじゃーないしなー?なんなんだろう・・でバラしてみれば異常無し。
考えられるのはセルの取り付け面及び干渉くらいしか思いつきません。そこで、クランクケースに目を凝らして見れば・・案の定擦れた傷・・・当ってました。

少しづつ削っては装着を繰り返し、結構削りました。(左←)そしてボルトで締結、電気を流して回り方を観察です=OK。

クリアランスは↑の状態ですから・・余り削り込むと無くなってしまいます。

ミッションを連結してセルを祈るような気持ちで回してみれば、バッテリー一つでも気持ちよく回転しました・・・良かったー。(笑)

少しでも当っているとセル本体のケースが歪み、ベアリングに力が加わり正常に回転しないと言う訳ですね。

さーて、組み込もう!ミリ単位のクリアランスで大変なんですよねー=”ペラシャを差し込みながらマウントに乗せる”が非常ーに疲れます。
09y1/12
無事エンジンを搭載、セルも異常なく回るしで、いよいよ詰めの作業です。
先ずはマフラーを装着してエンジン始動、静かー!バランスも最高・・やはりマフラーの威力は大きい(当たり前)

これから細かな所を仕上げていきますが、Kさん家に道具(ブレーキパイプのフレア製作ツール=何でも持ってますねー)借りに行かなきゃ事は、進まないー。
1/13
本日は・・寒いー!!
はかどりません。トンネル回りとステアリング交換(こんなの後で良いですけどねー)を行いました。

今までは、「MOUNTNEY/GT BRITAIN」30.5φを使っていました(最初から付いていた物)が、今回、シフトノブもウッド、「じゃーステアリングもでしょ」になり交換しました。
ホントは当初から変更するつもりで数年前に個人輸入して持っていたんですが・・。
物は「MOTO LITA」32φです。ホーンボタンは別売のビレット=高い!

やはり本物?は良い感じです・・・こーなるとダッシュもウッド(ローズ)かなー・・その内やりましょ。

ダッシュボードを送ればローズウッドの薄切りを貼り付けて、指定の穴を開けてくれる家具の修理屋さんも見つけてあります。(笑)

ステアリングも”ポン付け”でなく結構大変でした。ボスが「MOUNTNEY」用の為穴数(6穴⇒9穴)ホーンボタンの穴径、ステアリングボス部の穴径、と加工が三箇所もあります。

旋盤に銜えるも精度が出てない鋳物製、参りましたね。やっと芯出しし、内径&外径を削り、9穴に開け直して完了です。

すこーし大きいけど・・まーまーでしょ。

トンネルの白い物はレザーの下に貼るクッション材(3mm)で、これだけでもグット質感が上がるようです=後輩が用意してくれたものですが・・。

トンネルを被う板材(アルミ板)にクッション材を貼り付け、1mm弱のレザー(合皮=黒)を貼り付けて完成となります。後少し!
マスターバック追加に伴い、ホースの加工が必要になります。ステンメッシュで引き直そうか迷いましたが、結構な出費になるのでノーマルの銅管加工になりました。上の特殊工具がKさんより今回お借りした「チュービングTooLセット」と言う銅管先端にフレアを作る工具です。 これが優れ物のパイプを掴む工具ですが、フレキシブルに色々なサイズのパイプを掴む事が出来ます。
3.2mm程突き出し、円錐形の駒で広げていく訳ですね。 ピンボケですが・・・完成です。注意点はフレアナットを入れてから加工ですね。
ブレーキのエア抜きをし、いよいよ試走です。シートが未加工の為ダンボール箱を潰して背もたれに・・。(笑)
ブレーキを踏んだ感じは最高です!少し効き過ぎでオーバーサーボの感、これも慣れですが、パットをノーマル(社外のパットの効きが甘かった為、更にそれを張り替えてあります)にした方が無難ですね。足を軽く乗せれば”スッ”と止まります。(笑)         試走動画←クリック
試乗から帰ってきたところですが、正に「飛ぶように走る!」オーバーかもですが、軽々と走ります。やはり、今まではフリクションが凄かったんですねー。少しローギアード(車重が軽い為)気味かなー・・セコンド発進も軽々です。リアタイヤを大きめ(外径)にしても良いかもしれません。曲がり角の発進で、いとも簡単に尻を振り出すことが出来ました。やはり車のクラッチは操作性が最高です。ユッタリ走っても”ガチャガチャ”言わなくなったのも◎ですね。

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