改造日記(1)

 

フロント回りです。結構本格的な足でして、初期のセブンよりも余程高級です!スタビはありませんがアッパー、ロアともパイプですがちゃんとしています。(セブンはアッパーがスタビと兼用の時期がありました)・・・ショックはさすが英国でスパックスです。これは後々ダイナミックの車高調あたりに変えたいですね前後共。又ブレーキが少しショボイ!スライドタイプのシングルピストンが付いているようです。まあ車重が軽い(350Kg)からこれでもOK?でもせめてロッキードの対向2ピストンあたりに変えたいです。
リアから見た図で、白いカバー状の物はインナーフェンダーです。リアは、勿論一輪でグッチのリア回りがそのまま取り付けてあり、二本サスで支えています。ルマン850の年代ですから4、00ぐらいのホイール幅でしょう。少し寂しい幅ですからこの辺も要改造項目です。考えているのが、トルクアーム付きの現代風の足回り・・たとえばグッチV11スポーツのリア回り等がいいんではないかと考えている所です。これにすればシャフト特有のピョコタンがなくなるし、乗り心地も飛躍的に良くなりそうだし、タイヤも太い物が履けるしで、良い事ずくめ?だと思いますが・・・・・・・・。又、リバースの件も絡めて、先に用意しておいたカプチーノ(スズキ軽スポーツ)のミッション&プロペラS&デフを使いチェンー駆動にする手も考えている所です。エンジンに下駄をかませカプチーノのM/Tを付け(これでバックオーライ)デフはデフロックしておきリアのスイングアーム直前に置き、片側にスプロケもう片方にはブレーキのローターを取り付けインナーローターとする(バネ下軽減)。スプロケよりチェーンにて後輪を駆動、何のことはないS6S8ですよ。これだとホイールは選び放題で車のマグホイール辺りも狙い目です。でもリアのピョコタンは出ます。後、このロールバーがダサイですね、付けないと危ないし・・・・無い方がスッキリしていいんですけど・・・・・・。
車両よりバックを見てください。これぞまさしくバックヤードビルダーの極みです!こんな旋盤日本じゃあまり見ないでしょ。(ミャンマー辺りに行ってるよ)
このエンジンと車体!まるで複葉機のようですね、宮崎駿さんが好むのもよーく分かるような気がします。紅の豚の世界に出てきそう?
厚い眼鏡をかけたハゲちゃびんの老メカニックが出てきそう(脇には孫娘)です。・・・・・あるわけねーじゃん・・・・・。
なんかこんな車乗っていると変人に思われるの確実!!ってか。
このエンジン(リビルトですけど)がいいですね!グッチスポルトのコマーシャルではありませんが、いかようにも出来ます!

弄るとオオバケするエンジンのようです。まず排気量UPから初めていき後は楽しみながらチューニングUP・・・・ディチューンでなければいいんですけど。

2003年1月20日
イギリスより完成したとの連絡が入り写真(2月)が送られてきました。

3月15日
やっと書類(登録に必要な)が揃ったというFAXが来て、現在確認中です。書類がOKであれば、残金を振り込み1ヶ月ぐらいで(旨くいけば)到着で、なんだかんだで乗れるのは夏頃になるのかなー・・・・・。

R100Rもなんだかエンジンにお金が掛かりそうで、参ってしまいます!
当分これは弄れないですね。
本当はこんな感じの色を頼んだつもりなのに、少し薄かったみたいです。
これ、カッコイーですね・・・。カラーといい、雰囲気が最高!
エンジンがホンダのパンヨーロピアンの水冷縦V4ですが、グッチのがいいですね。ミラーの感じとか、ロールバーがないのもスッキリしていてグッド。
この人好き者ですよ。エンジンはCX650ターボを載せています。細かく見ると随分弄ってあり、参考になります。お金掛かっていますね。ホイールもアルミリムに変えてあるし、サイドパネルもアルミバフがけ(ノーマルは鉄板)、マフラーもなんか違うし、エアーアウトレットもいいねー。とてつもなく早いんでしょうね。

前述にて「何故この様な乗り物を欲しがるか」と書いてありますが、この左の写真に答えは集約されています。(笑)
自分で全てを弄れるし、スピードを出しても出さなくても面白そうですし、この御仁の様に楽しみたいからですね。最新の車達はそれはもう高性能で、非の打ち所がない車ばかりです。乗れば凄いとは思いますが、最近特にですが、どうしても欲しいという車達が少ないのです。乗せられている感が強く、空しくなるのがいつもです。964RSで箱根に何回も行きましたし、筑波、富士、モテギとサーキット通いも随分としました。それはそれで十二分楽しみました。徐々にですが、もうスピードはそろそろ卒業かな、等と思うようにもなり、もともとBIKEも好きで(開放感、渋滞関係なし、自分で全てを弄れる、丁度良いパワー(マルチハイパワーは駄目)&大きさ、人の五感に訴える物の多さ=電子制御されていない=アナログぽっさ、等など)、それに通じる物が在ると思い欲張り(2輪と4輪を同時に楽しめる=渋滞はちと辛いですが)な私にはぴったりです。ポルシェ乗りが散々スピードを堪能して、チャールストン(2CV)等に行く気持ちが少しですが、分かるようになりました。私は2CVは要りませんが。次ページのBIKEの加速感なんてたまりませんよ、とくに4〜5速の4000から開けた時の感じ。タタタタターと最高です。

NEXT HOME