改造日記(4)

 

9/24に仮ナンを付け三浦半島一周を慣行!昔よく仲間とBIKEで走り回った三浦(剣崎)の西瓜畑のカントリーロード&金田港近辺のワイディングを走ってきたのですが最高でしたね、そこそこのスピードでもとてもエキサイティングですし、ゆっくり流せばツインの鼓動が感じられ頬がゆるみっぱなし・・・。箱根まで行かずともJZRには最高のシチェイションでとても楽しめましたし、近いし行き帰りの苦痛が最小限ですみます。カメラを忘れ紹介できないのが残念!(風力発電のペラをバックにJZRを写したかったなー) そして今回のショートツーリングでの問題点を解消する為にいよいよ弄りガ始まりました。まずペダル配置が悪く、クラッチが左により過ぎていて、踏み込むとプロペラシャフトに左足が当たり!!(ギリギリ追い込んである為)とても不快です。アクセルとブレーキの関係も悪く、外人のデカ足が狭いフロアの中で操作する為の妥協の産物ですね。これらを整え材質もアルミ(17S)材より削り出し、回転部(ピボット)にはメタルを入れガタを無くしました。左右にある鉄製のものがノーマルのペダルで何とも情けない物で”弄り”が始まりました。又、マスターを押すロッドはピロエンドとしてカチッとした足応えに近ずけました(BOXの強度&取り付け部強度が足りない為そこそこの踏み応え)。全体に剛性感も向上させたつもりです。
装着したところでとても具合がよくなりました。しかし、もともと足元の幅が狭くドライビングシューズは必需品です。アクセルは中間を切断し少し(15mm)詰めてあり左、ブレーキ側に寄せました。寄せる前は右足の小指で踏み込む感じで違和感があり(クラッチも同じ=左足小指)強度(アクセルは)も必要ない為加工のみで済ませました。クラッチの左上のケーブル(3本)はアースイングでエンジンが元気になりました、効きますね(笑)。
マスターシリンダーにピロよりのアルミ6角棒(17mm)より削り出したロッドが刺さっている図です。6mmのボルト4本でとまっているBOXにシリンダーが取り付いています。これで大丈夫?てな感じですが、車重が軽いのでOKですかね。又、エンジン積み替えと同時にクラッチもワイヤーから油圧になる為マスターが必要になります、この辺も考えておかなければいけない所ですね。一応マスターはBIKEのブレンボレーシングのラジアルポンプがあるのでそれを使用するつもりです。今回ペダルを弄りましたが、やりだすと全部やり直しか?というレベルですが、どこで線を引くかが難しいところです。こんな物と理解して乗るか、はたまた弄り倒すかここんところが問題ですね。
フロント足回りをばらした所です。アップライトはスチールのMGかトライアンフスピットあたりの物ではないかと思います。ハブはPCD:108/4穴でフォードの小型車の流用でハブボルトを日産系12X1.25に交換しておきました。キャリパーは鋳物(鉄)製対向2ピストンの非常に重い物で、オーバークォリティーぽいです。この辺も要変更箇所の一つで、下に候補の一つを探し出しました。本当はロッキード辺りが最高なのですが、値段が・・・・。又、足回り取り付け近辺が弱そうなので、補強のパイプを追加し、ボディー剛性UPの手段(オープンカー)で簡単なアンダーフロアーにカーボン板を張ろうと思っています。カーボン板はウエットですが1000X2000のサイズ(ドア内張りによく使用)があるそうで、ダッシュもこれで製作します。
ワイヤーホイールとセンターロックのパーツで、トータル16,4Kg(片輪)と相当の重さで、これに上の極重キャリパーやスチールのフェンダー&ステーが付くのですからどたばた感はしょうがありません。私は形より性能重視で、ホイールも国産軽量アルミに交換する方向です。フェンダーはケーターハムのファイバー物を加工取り付けし、ステーはスチールのごつい物から、クロモリパイプで作り直し、トータル片輪バネ下マイナス10Kg以上をめざしましょう。
これが重い!ロックナツトの重さったら・・・。でもこれ一つでホイール&タイヤを留めているのですから、当たり前と言えば当たり前かな。
スパックスの車高調付きサスですが、さすがイギリス物、走る前からOILぼたぼた!三浦一周で完璧に抜けました(笑)。ケーターハム用アラゴスタかKONIを改造(コイルオーバー)をと、考えている所です。
これが軽カー用の2ピストン(対向)キャリパーKITで、定価¥138000で、とてもリーズナブルです。大きさも丁度よくベンチのローター径が10インチ(254mm)でバッチリ、キャリパーがラジアルマウントでホルダーも作りやすいし、言う事なしですね。ローターはセンター部(ベルハウジング)を7075のアルミで削り出し&アルマイト加工し車に合わせます。後はホルダーを削り出してOKですね。このKITは安いですよ、ローターX2,キャリパーX2、パットX2、ステンホースX2,ホルダーX2,その他小物類も全て入っての値段ですから。KITには他車への流用はしないで下さいと明記してありますが・・・・。
下の絵が装着したところです。ローターもボール盤にて穴あけ加工し軽量化&見た目?をUP!
ケーターハム用サイクルフェンダーを縦割りにして40mm程詰めパテを入れた状態です。何しろタイヤサイズが大分狭くなるので、こうするしかなかったのですね。
ウレタンにてペイントが終わり出来上がりました。完璧に近い調色(自画自賛)、後はタイヤを取り付けた状態でステー等のフィッティンぐをします。クリアランスが結構難しい!開き過ぎると間が抜けるし、狭くしすぎてもカッコ悪いしで。
バックミラー(BIKE用を改造しステーをアルミ丸棒から削り出し)とスクリーン(BMWR1100S用社外品=安かった/¥2980なりを加工)を仮付けしました。スクリーンの金具は17Sアルミ材より削り出しで作りました(3箇所)。エアーアウトレットも新設しました、と言うのもブローバイやら排気ガスやらガソリンの匂いがもろに飛び込んできて、頭が非常に痛くなりこまりました。それを解消する為、エンジンの後ろ側(ようするにバルクヘッドを増設)に隔壁を作り、エアーアウトレットより逃がそうと言うわけです。物はNEWミニのアウトレットを内側より貼りパテにて埋めペイントしました。
ケーターハム用の足(アラゴスタ)を自由長を詰め(ストローク長はそのまま)装着しました。取り付け部は全く同じでした。ネジ式車高調なので、車高は自由に変えられます。スプリングはノーマル150−60−050でレートのみ暫定的に車重(エンジン重量)を考えて030(3k)としました。ショック自体は当たりが柔らかく減衰の立ち上がりが早い(無段階減衰調整付き)、とても良いショックです(クシュと入って、スッと止まる、という感じ=オーリンズ付きBIKEに似ている=分るかなー)。
2004年1月現在・・・こんな感じになりました。右側マフラーが外れています。後はフェンダーステーをペイントし、ブレーキのエア抜きをすれば走行できます。又リア回りとリバースの件が残っていますが、パーツはほぼ揃いましたので、これから作業していこうと思っています。結局リバースはクワイエフのリバースギアユニットを取り寄せました。ノーマルミッション(グッチ)の後ろに接続しようと思っています。
左から見た図ですが、決ってきましたね。エンジンは1100ccのチューニングエンジンが見つかり、当初のスクーラのエンジンの移植は見送りです。エキゾーストはチタン(60パイぐらいで、できればコニカルで!)で曲げてもらい、マフラーはヨシムラのトライオーバル(触媒タイプ)を左右につけようと考えています(車検時も排気はOK?)。このマフラーはとても画期的で触媒機能があるのに、ストレートになっているのです(覗くと何もなく反対側が見える=排気効率も良いし地球に優しい)。形も丁度車体に付けやすそうな形(断面が三角形)です。
クワイエフのリバースギアユニットです。
£595也!
造りはなかなかの物(アルミ削り出しケース)でしっかりしていますが、少し重い!
大きさは190X160X120の小ぶりです
同軸で回転を正逆に切り替えられる優れもので、前後のフランジはフォード系です。レバーを倒したり引いたりで変則します。OILはATFを注入しました。と言うのも#90ぐらいでは重くて(回転)パワーロスになりそうな為です。しかし、現在は#90を入れてます。熱的に物凄く軟らかいOILは吹いてしまいます。それにしてもパワーロスが酷い!

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