改造日記(5)

 

車検用のマフラーを製作しました。と言ってもノーマルのマフラーを切り貼りしただけですが・・・・。触媒を付ける為に片側に集合させました。向かって右バンクのE/Mは回転を上げていると真っ赤に赤熱して凄かったです。効率悪そうですもんね!
これが触媒で、HONDAのストリームの物です。ストリームは変わっていて、E/Mの直後にこの小さなヤツがあり、少し離れて大きめの触媒が付いています。排ガス規制が厳しくなるので、見越して二個も付けているのでしょうね。なかなか小さな物が無くやっと見つけた物でサイズはバッチリです。流石触媒で,エンジンをかけたまま後ろで作業をしていても殆んど排気が気になりません。今まではクラクラしましたが。
ダッシュボードもほぼ完成です。カーボン板にてボードを削り出し、メーター&スイッチ、インジケーター等を取り付けました。ランプはLEDを使用、メーターはSTACKのST700です。ST700はオプションでセンサー類を付ければ油温、油圧等もモニターしますが、あえてメーターを追加しました(油温、油圧メター=オートメーター製)=写真は仮付けでメーターがひっくり返っていますね。ダッシユ取り付けのフレームもクロモリ12mmパイプで補強を入れてありしっかりしました。
リアから眺めた図です。テールをクリアーのルーカスタイプとして、球をLEDのW球タイプに交換しました。これが優れものでストップ、スモール、ナンバー灯と三つの役目をします。しかし高い!=球一つ¥3800です!でも球切れ殆んど無し、明るい、省電力といい事だらけです。
3/23新規車検を受けに陸事に自走で行きましたが、見事にはねられ改善項目を聞いてすごすごと帰ってきました。当初係官に写真&書類を見せた所、この車両は側車付き2輪車と言う事で、自賠責も車検の準備もそれに合わせて行なっていました。しかし現場に行き課長クラスが出てきて、これは車に近いねの一言で、再度調べ直されて側車付き2輪車ではないとの結論になりました。そこで係官が改善項目を並べ立てて、出直しですねのお言葉。やはり一筋縄では行きませんね。そこで左の写真が改善後です。1)ヘッドレスト、2)ELR付き3点シートベルト、3)ブレーキ液警告灯(重要保安部品)、4)衝撃吸収ハンドル(ボスでもOK)、5)ウインカー(LEDはX)、6)ミラー(脱落式=ネジをプラスチックにすればOK)等です。パーツ類はヤフオクでゲット(軽四のベルト&ヘッドレスト)し装着しました。次回は4/5に挑戦です!
これがエンジンの匂いを絶つ隔壁です。軽い樹脂製の板で製作しました。
クロモリパイプにてメーターパネルの補強を入れました。溶接は避けネジ止めにしてあります。ステアリングシャフトのブラシ(風の巻き込みを防止)は無印商品で揃えました(安い!)。
OILクーラーを取り付けました。サークの13段です。配管はエンジン積み替え時に行ないます。自然空冷なので渋滞時が少し辛いので、OILクーラーは必需品です(エンジンも1100になる事だし)。
ノーマルのカバーをカットし、飛び石防止のネットを張りました。クーラー分カバーが少し前に出ましたが上手く付きました。
4/5(大安)ようやく新規車検(2年車検)を取ることが出来ました。
色々有りましたが、諦めずに頑張れば物事完遂できる物ですね(少しオーバー)。しかし道のりは平坦ではなかったです。仕事柄車を弄るのが慣れているので2回目で取れましたが、通常では難しい作業でしょうね。ナンバーは500で幌付き3輪乗用という区分だそうです。車検場でも色々あり此処に書けない事も有りましたが5時間程で済みました。又車検代行のプロに色々お世話になり、ノウハウをご教授していただきました。これが一番大きいかな?車が港に入ってから約一年もかかりましたが、次回は3ヶ月もあれば取ることが出来るでしょう。誰かいませんかー欲しい人、用意しますよ。
現在はこの状態で乗り回していて通勤(片道7Km)にも使用しています。しかし分っていた事ですが、凄い注目度で半端じゃないですよ。特に子供には最高の人気物ですね。又女子高生にも腹をかかえて笑われています。それと対向車(ドライバー)のギョとする顔も面白いですよ。距離を重ねる(各部を調整しています=アライメントにとても敏感)ほど調子も良くなりなかなかです。特に面白いのが中速コーナーの連続するワイディングでついつい含み笑いが出てしまいます(傍から見たら気持ち悪いでしょうね、変な車に乗りニヤーとしているんですから)。しかし問題もあります・・・充電系が駄目(レギュレイター)で充電しては乗り、又充電しては乗りという具合です。エンジンを早く積み替えなければ・・・・・・。(充電系も最新バージョンになる)
いよいよエンジンを降ろしました。車庫の天井H鋼にチェーンブロックをかませ吊り上げましたが、シフトリンケージ等を外すのに思いのほか手こずりました。先にも書きましたがエンジンもリビルトのいい加減な物で、OILがエンジン、ミッションと漏れまくれで酷い物です。上の絵は掃除後の物です。又、4000以上回すと車体が異状な振動をするので、ペラシャかなにかが悪戯をしているのかと思っていたのですが、エンジンマウントでした。元々マウントが二箇所しかなく、「これで大丈夫かいな」なんて心配していたのですが、案の定でした。上の絵の右側が既に溶接部に亀裂が入っていて要改善です!マウントがミッション下及びエンジンフロント下と二箇所(リジット)で、おまけにシャフトも細めです。マウント自体も写真のようにショボイ物でエンジンどっかに行っちゃうよ!てな物ですね。マウントもミッション上に有るマウントを使いフレーム側に留めようと思っています。見ての通りフレームも危なっかしいので、補強を入れなければと作業開始です。左の絵はロアアームに対しての補強で、22.2mmクロモリパイプを蝋付けです。これから何箇所かに入れていこうと思っていますが、余り硬くすると他にしわ寄せが来るし,難しい所ですね。
左上がほぼ補強が終わったところで、上の絵がペイント後です。上部フレームにもマウントが追加されるのでこのぐらいで十分だと思いますが・・・・。センターの穴の部分にペラシャフトが覗いています。これの後ろにバックギア(クワァイエフ)が取り付きますが、それは後日の作業になりますね。ペラシャの下の小さな穴がシフトリンケージです。これも一度良く見てみたいのですが。少し重いし遊びがあるしで、各部にピロを使い確実な操作感に近ずけたい所です。



左の絵は、エレメントブラケット/サーモブロックKITと言うエレメント移動タイプのサーモ(写真はエレメント未装着)でGOLF3にも使用していますが、とてもよく出来ています。油温、油圧のセンサーも付けられる優れものです。油温が低い時はクーラーに回らず、エレメントを介してエンジンに戻り、温度が上がると(開き始め71度/全開82度)クラーに回ります。油温/油圧もとてもリニアに表示されます。




この後ミッションを積み、リンケージを繋ぎ、ミッションとペラシャの間にユニバーサルジョイントを嵌め込み、その後エンジンを積み、上部マウントを製作し、溶接すれば配線をを残すのみでほぼOKですね

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