改造日記(3)

 

いよいよ車検準備の段階に入りました。随分と長い道のりでしたが、それはそれで楽しみと思えばなんてことはありません。現車は写真で見るよりはるかにかっこよく思ったよりもすこし大きいですね。カラーも薄い水色で?かなと、思っていましたが、なかなか良い色で車にマッチしていると思います。送られてきた時にはタイヤ等が付いていなく裸で、これからスクリーン、ロールバー、フェンダー、マフラー等を取り付けます。ホイールはモーガンの物でスチールの重そうなものでした。光って見えますが塗り物です。この当たりもアルミリム&ステンレススポークに変えたいところです。キャリパーは対向ピストンが付いていました!これはこのままでいけそうですが何れ弄ると思います。フェンダーがスチールのサイクルフェンダーでタイヤに対して少しデカイ気がします、カーボンで作り変えたいところです(小ぶりな物に)。前からエンジンを覗くと運転席まで何の隔壁もなく夏冬は辛そうで(冬は暖かいかも)、この辺も要改造項目です。匂いでも参りそう!
コクピットは前回に奈良で見た物より車らしく、シート位置も大分低く大満足です。スクリーンはやはりレーシングスクリーンで決まりですね。メーター類も雰囲気のあるベリア製ですが、変更するかもしれません。座った感じはとてもタイトで、足元の狭さはセブンと争うぐらいですが、慣れの問題でしょう。ウィンドもレーシングスクリーンをドライバー側のみに、又サイドミラーを然りです。コクピットの中央に小さなミラーをマウントしたいですね。シートはセブン用の小さく軽く低い物が有るのでそれで決まりです。メーター類が足りないので、電流、電圧、油温、油圧等を追加したいところです。ダッシュボードもウッド系かレーシーにカーボンなどで張り替えたいですね。写真の通りサイドに斜めの補強が無いので捩れに弱そうです。エンジンを弄るつもりなのでこのままでは危ないでしょう。
リアのこの雰囲気も好きな所です。ガスキャップがエノットですが、エアプレーンに変えたいですね。このままでは悪戯が心配で車から離れられません!ロールバーも無い方がカッコイイですが、危険な為小さい物を運転席がわのみに付けようと思っています。
マフラーもメガホンが付いていますが、変更の可能性ありです。
いよいよ自分の手元に来ました(9/9)。写真の作業小屋の中の専用ガレージも大急ぎで作りました。
小屋に対して全長が少し長い為、後ろをぶち抜き、小さなBOXを作り、空間有効利用の為に高さも限界まで下げ、上部に物を置けるように工夫し、強度も考えパイプを組上げました。
蟹が巣に入っているような感じですね(笑)。
この様なキットカー的な物は完成車といっても、ベースは作るが後は”自分でやりな”的な所が大で、既に色々直しています。マフラーの曲がりが合わず排ガス漏れには参りましたが、ガストーチで炙り曲げ直しました。リビルトのエンジンもタペットクリアランスが出鱈目でしたし、ミッションOIL漏れはあるし、スパックスのFショックもまだ走ってもいないのにOIL漏れ!諦めですね。これから徐々に弄っていきます。
リアタイヤ&足回りの写真ですが、タイヤは何と135−15の細いもので、びっくりです。少し動かしても軽くホイールスピンをする始末で、エンジンを1100にすると同時にリアも相当の見直しをしないと走れません。左側の黒い箱はガソリンタンクで17〜18Lぐらい入りそうです。リアを1本サス(V11のリア回り)にする時に邪魔(リアのアクスルシャフトの頭が左側は出る)になりそうですね。
BIKEそのままの足で、あまり動きません。ピボットの幅がV11に対して左右20mmぐらい狭く要加工です。足のプロ(トガシエンジニアリング)に見せたところ、リンクを使えば難なくV11の足回りは使えるとの事でしたが、そのまま座席の中央(140〜150mm出る)にショックの頭をもってくれば簡単にいきそうです。操縦にも邪魔になりませんし、左右のサポートにもなるし?タイヤサイズは今の所175/55−15(F&R)&リアを185/65−15(ギアレシオの関係で)を考えている所で、時間がかかりそうですね。
点火系もポイントからフルトラ(ダイナ)に交換(ポイントでは車検が難しいとの事)し片肺状態を解消。さすがフルトラで今は調子もボチボチです。車検は11月ごろを目安に、それまでは仮ナンで乗り、仕上げていこうと思っています。本格的に弄るのは車検後になりますが、それまでじっくりと構想を練りましょう。まずリバースの件で、カプチーノのM/Tを移植するか、バックギアユニット(デーモンにて7〜8万で有り=HPを見ていた方が教えてくれました)をノーマルのM/Tの後ろに付けるか思案中です。エンジン&リア回りはV11スクラの物を移植するつもりですが、ホイールやブレーキ等まだまだ色々有りますね。ホイールもアルミの超軽量鍛造物にしようか、ワイヤーでいくか悩んでいる所です・・・・形からいけば当然ワイヤーですが、どちらかと言うと性能至上主義的な傾向があるので、超軽量鍛造物になってしまいそうです。

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