新しいお仲間=LOMAX

横浜クリさん(仮名)のLOMAXです。驚いた事に当ショップから物の10分位の所に・・居たんですねー!
程度抜群の車両で少し手を入れていけば素晴らしく良くなるのではないでしょうか。
当初、車検所得不可能(Kさん情報)の車両と言われたようですが、なんとこの車一台の為に”ガス検査”を所得、凄まじい執念(笑)。普通諦めるんですが・・・。
と言う事は、LOMAXを入れても車検には困らないと言う事か・・・。
久ぶりにお乗りになられたようですが、キャブの状態が良くなく、当方に入庫しました。
内装は日本で張り替えたそうで、まるで新車のような趣です。お金掛かってますねー。 エンジンは見た目それなりですが、悪くないと(乗った感じ)思います。しかし、初めて2CV等を触ったのですが、全てが”ユルイ”と言いますか・・・ドイツ車には無い”良い物?”を持ってますね。
”ついでに”と言っては何ですが、点火系のチューニングもお勧めしました。Kさんお勧めの「123イグニッシュン」=フルトラをチョイス、パーツ待ちです。
前回りをバラシやっとこさ出てきました!下の箱の中にポイントが・・・久しぶりに見た点火系。(笑)ここにメンテフリーのフルトラが取り付くわけです。昔、サニーにフルトラを付けた時は劇的だったなー。どの位変わるか楽しみなところです。
そこそこ外すの大変だった強制空冷のファン。クランク棒が無いので(車載工具ゼロ)手間取りました。クランク棒をセットして蹴りを入れれば取れると、サイトに書いてありました。(笑)
早速、旧態依然(今は懐かしいポイント!)の点火系をばらします。これは掃除した後ですが、OIL滲みはそこそこでした。 機械式遠心力を使った進角ですね。ちっこいスナップリングが潜り込んでて外しにくい!
12/13オーダー、翌日入荷の画期的といえば・・な「123・・」です。¥35700のスタンダードのタイプをチョイス。
メリットは
-始動性の向上
-燃費の向上
-スムーズな走行
-有害ガスの低減
-トルクの増大(特に低回転時)
-メンテナンスフリー

と謳われています。
気に入ったのが、勿論エンジンの安定性もありますが、
IGコイルの焼付き防止(エンジン停止後1秒で電源供給を停止します)と言うくだりです。
で・・早速SET,ファンを取り去ったままエンジン始動です。なるほ始動性は良くなるは、スローは効くは,ふけは良くなる?はで大正解見たいです。
点火系はこれで良しですが、まだまだ色々有りの固体です。(笑)
ライトステー強化!Uの字に繋がったライトステー、とまってるのは2本の7mmボルトのみ、ゆらゆらと前後に揺れ、何れ金属疲労で折れますね。 そこでこんなステーを添えてあげました。結構、カチッとしました。パイプに溶接、車側はアンダーカバーと共締めです。
現在付いてるコイルでは、123と相性が良くないようで壊れても保障なし。それではまずいので純正コイルに交換です。ステーが無いので板材から作り無事完了・・と思ったらご覧のように差込部の形状が違いプラグコードがNG,で又々純正コード待ち状態です。車を移動させなければならないので社外のコイルはくくりつけてあります。(笑) 翌日入荷のの純正コードに交換、スッキリしました。これで安心して走れます。配線もスッキリと引き直し少しでも見た目を良くですね。(笑)=点検が容易
細かい所ですが、エアクリからのブローバイホース(銅パイプ)も一度切り、45度ほど上に曲げてあります。=コイル変更に伴いチョークワイヤーが干渉する為ですね。
これで一応OKかと思いきや・・・自宅ガレージから乗り出そうと思ったら、やけに重い!サイドブレーキの外し忘れ・・・外してあるしなー。ガレージ上り坂でも下がらない!なんじゃこれ。
しょうがないのでこの状態でお店まで・・・だんだん走りが軽くなりましたが、尋常でない。店にて点検するも、当初思っていたリヤの引き摺りではなし、サイドかな・・・ゆるゆるだしなー。
KさんにTELして色々聞き、試してみても改善の兆し無し。結局キャリパーのオーバーホールとなりました。
ピストンがすんなり戻らない(出るだけ出て戻らないのでほぼロック状態)んですね。長期不動車(始めよくてもだんだん渋くなる)によくあるやつで、参りました。

2CVに詳しいKさんがいるので遠回りにならず、ほんとに助かります。

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