ワイドトレッド/Aアーム(アッパー&ロア)の製作/Tig溶接A

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8月1日(日)
いよいよ一番大事な溶接段階です。自信の無いTig,どうしようかと悩んでいたのですが、Bike繋がり(昔の)のZ氏が居たのを忘れていました。ちょくちょくと現れる歯科医のI氏と話している時に”Z氏”が居るでないの!で急遽、頼みました。TEL一発、快く快諾!して頂き休日に来てくれる事に・・・昔話もそこそこに有用な溶接談義から早速実作業に、本職でもないのに見事なものです。
仕事は鉄鋼関係ですが殆どは職人さんがやる仕事・・・「本職を連れて来たかったんだがなー」ですが、其れもならずでZ氏自らです。やっているうちにだんだんと調子が出てきたようで仕上がりも目に見えてキレイに!
結構、目に付く所ですし溶接で決まります。無理な注文を快く引き受けてくれて感謝です。
途中少しの休憩&ダベリもありましたが、3時間程で完成!さすがの出来栄えで大満足です。
後はクロームメッキ(結構時間とお金が・・)にするかペイント(無料、ノーマルはペイントですが変でも無い)で済ませるか・・・悩むところです。
この部分が難しいし、見た目が・・・なんですよね。早くこの位出来るようになりたいところです。
この仕上がりですから・・・「やはりメッキかなー」。
ここも結構難しい!片やブロックで相手は薄いパイプ・・・私には未だ無理です。(笑)
Z氏曰く・・・「ここは”ロウ付け”でも全然大丈夫だよ」・・強度的には全く問題は無いそうです。まー一番力の掛かる所だしで、Tigにしてもらいました。
ノーマルのAアーム(UP)
見た目も大分違いますね。全てがこんな感じですから・・・一から(フレーム)クロモリで作れば素晴らしい車が出来るんですがねー!
私でしたら・・・フレームはクロモリパイプでトレリスに組、勿論、外板はアルミ板で囲い、底板はカーボン板で補強、この際駆動はFFに!!(軽く出来るし回転物が減りスムーズに)
結局、「ZERO」になってしまう。(笑)

裏側は引っ張りが強烈(角度が狭角)になり、曲がりが怖い為ロウにて補強です。先端部はリブ(パイプ先端の蓋をロウ付けしてある為ロウにて溶接)を立て、強度を増しました。 ボールジョイントを圧入、38φの穴を開けた後に回りを溶接し為、結構狂い(コンマ2〜3mm)が出て渋く入りそうも無いので、再度ボーリングです。
38.2φに開け直し、プレスにてバッチリ圧入できました。先にBJを入れたのはメッキを諦めた為です。加工業者に持ち込み見積もりをしてもらうも、余りの金額にビックリ、塗装することに・・。塗装なら先に圧入してマスキングしてから塗った方がプレス/圧入時傷も付かないし錆び(挿入部が削れる)も出にくい・・ですね。 塗装ブースで早速サフェを塗りました・・サフェ下地には密着プライマーを塗っておきます。

ほんとはメッキしたかったんですがねー・・・研磨屋さんで「安いのは安いなりで手を抜かれるよ」=直ぐに錆びる・・と言われ、金額的にも驚いて諦めました。(笑)
後は、順序が違う・・・組む前に磨けば楽に磨けるし安くなるそうです。溶接後、溶接部だけ磨けばOK!ですし、仕上がりが全然違うようです。
8月5日
サフェ水砥し、ボディー色に。後はブッシュ入れ替えして組み上げです。タイロッドは延長パーツを作り60mm伸ばします=既に製作済み。
これがタイロッド延長パーツです。片側60mmプラスですね。

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